ロシア科学アカデミーのカムチャツカ火山観測所(KVERT)によると、同半島東部にそびえるシベルチ山は、12日未明以来、爆発的噴火が続いており、噴煙の高さは1万メートルに達した。
シベルチ山は標高3283メートル、山頂にはパックリと口を開けた巨大な火口があり、その内部に堆積した溶岩ドームの高さは2500メートルまで成長している。
KVERTによると爆発は12日午前2時の発生以来、現在も続いており、噴煙の高さは9500~1万メートルまで到達。日米の気象衛星のデータを分析した結果、南東方向に55キロ運ばれるようすも観測されており、今後も噴煙の高さが1万5000メートル近くまで達するような爆発が起こる可能性が高いという。
そのため付近を航行する航空機に火山灰による航行障害を引き起こすおそれがあるとして、航空カラーコードは危険度が2番目に高いオレンジ色が発令されている。