勤務先の女子トイレに侵入したとして、群馬県警伊勢崎署は12日、桐生信用金庫国定支店(群馬県伊勢崎市国定町)支店長の黒崎浩寿(こうじゅ)容疑者(51)(桐生市本町)を建造物侵入容疑で逮捕した。
発表によると、黒崎容疑者は11月上旬、盗撮目的で同支店の女子トイレに侵入した疑い。同署幹部によると、個室内に小型カメラを取り付けていたといい、調べに対し、「女性が用を足す姿を撮りたかった」と供述している。
女性職員が7日昼にカメラを見つけて発覚し、信金が11日に同署に相談。12日、信金の内部調査で黒崎容疑者が設置を認めたという。
信金によると、黒崎容疑者は4月から支店長を務め、カメラが見つかった時は自ら本店に報告したが、自身の関与は隠していたという。信金は13日付で支店長を交代し、捜査の状況をみて処分を検討するとしている。