名古屋駅前の待ち合わせスポット、名鉄百貨店の「ナナちゃん人形」が衣替えした。愛知啓成高校(愛知県稲沢市)の生徒が「令和」をテーマにデザインした衣装で、19日まで披露される。
名鉄百貨店はファッションデザイナーを目指す同校の生徒を応援しようと、作品発表の場を提供する企画を続けてきており、今回で15回目。作品が採用された2年生の田中沙樹さん(17)は、自らデザインした衣装を着たナナちゃんを前に満足げな表情を浮かべ、「衣装の赤と白はめでたさをイメージした」と説明。「若い世代が頑張るというメッセージを伝えたい」と話した。
16日には生徒たちがデザインしたファッションショーが行われる。同百貨店の担当者は「地元の高校生の一生懸命な姿を応援したい」と語った。