「死にたい、結愛のところに…」法廷で号泣

当時5歳の船戸結愛ちゃんが虐待を受けた末、死亡した事件の裁判で、母親は「死にたい、結愛のところに行きたい」と語り、法廷で号泣した。
船戸優里被告は、元夫の雄大被告と共に、娘の結愛ちゃんを死亡させた保護責任者遺棄致死の罪に問われている。
6日に行われた被告人質問で優里被告は、雄大被告から結愛ちゃんへの暴力は知らなかったとした上で、「私は結愛の母親なので、知らなかったではすまないと今は思っています」と述べた。
さらに、「雄大の言うことを聞いていれば、結愛に攻撃しないと思った」「結愛に近づくと雄大の機嫌を損なうので、怖くて近づけなかった」と話した。
結愛ちゃんとの関係については、「その時は結愛のためにとやった行動が、結果的に結愛の死につながったと思ってます」と語った。