クリスマスまでには…横浜のシンボル「大観覧車」の時計、台風で故障 復旧いつ

横浜のシンボルとして親しまれている「横浜みなとみらい21」地区の大観覧車。9月と10月に首都圏を襲った台風の影響で、トレードマークのデジタル時計の一部が壊れ、観光名所「横浜赤レンガ倉庫」側から見える時計部分が真っ暗なままだ。記念日に多くの人が写真を撮るなど人気のデジタル時計。関係者は「なんとかクリスマスまでには復旧させる」と奔走している。
大観覧車は「よこはまコスモワールド」にあり、コスモクロック21と呼ばれている。大観覧車の全高112.5メートル、定員は480人で、時計機能付きの観覧車としては世界最大という。大観覧車の中心部分の両面には時計(縦3.2メートル、横12.2メートル)が表示される。
コスモワールドを運営する「泉陽興業」(大阪市)の東京支社によると、時計のうち、横浜ランドマークタワー側の時計は正常に表示されているものの、反対側が約1カ月間表示されないままとなっている。
きっかけは9月の台風15号だ。雨水や吹き上げられた海水による塩害が影響したためか、時刻を表示するLEDライトの制御部分が故障。一部がうまく点灯しなかったり、誤作動が起きたりしたという。表示自体は可能だったものの、10月の台風19号の影響もあり、10月17日に時刻表示を取りやめた。
同社は表示部分の部品をすべて交換した上で、防水加工などを施す方針だが、部品の取り寄せなどに時間がかかっているという。時計は、年末年始にかけ、クリスマスや年越しのカウントダウンなどで記念写真の被写体となる機会が増える。担当者は「12月20日をめどに復旧できるよう全力を挙げている。なんとしてもクリスマスやカウントダウンには間に合わせる」と話している。【樋口淳也】