横浜市の京急線の踏切で快特電車が大型トラックと衝突した事故で、トラックが先頭車両にぶつかられた弾みで激しく回転し、死亡した本橋道雄運転手(67)が車外に投げ出されていたことが7日、捜査関係者への取材で分かった。運転手は3両目付近で見つかった。神奈川県警は付近のカメラ画像を解析するなどして事故の詳しい状況を調べている。
捜査関係者や京急などによると、トラックの荷台部分が電車とぶつかった後、60メートル以上にわたって引きずられた。トラックは大破し、電車の進行方向の左側にある壁と車両の間に挟まる形で停止した。電車の運転士がブレーキをかけたが間に合わなかった。