鹿児島県・奄美大島の
龍郷
( たつごう ) 町で昨年7月、空き家に火をつけ周辺の住宅など計11棟を焼いたとして、同県警は25日、同町嘉渡、建設作業員松元裕太被告(30)(窃盗罪などで起訴)を現住建造物等放火などの疑いで再逮捕した。松元被告は地元の消防団員で、自ら119番して消火活動に参加していたという。「消防団の出動手当が欲しかった」と容疑を認めている。
発表では、松元被告は昨年7月19日午前2時頃、自宅近くの空き家に火をつけて全焼させたほか、周辺の住宅など計10棟と軽乗用車1台を焼いた疑い。周辺では、この2日前にも住宅など7棟とビニールハウスが焼ける火災があり、松元被告は関与をほのめかしているという。いずれの火災もけが人はいなかった。
県警や消防によると、松元被告は約10年前から地元の消防団に所属。出動手当は5000円だった。
松元被告は今年10月、県内の男性宅からテレビなどを盗んだとして逮捕され、住居侵入と窃盗の罪で起訴された。