ミシュラン掲載の人気たこ焼き店が所得隠し 大阪国税局指摘 レジの記録消去か

ミシュランガイドに掲載された大阪・梅田の人気たこ焼き店「はなだこ」の運営会社と関連会社の計3社が大阪国税局の税務調査を受け、2018年までの5年間で計約1億4000万円の所得隠しを指摘されていたことが、明らかになった。重加算税を含む追徴税額は約8000万円に上る。
はなだこは、JR大阪駅高架下の「新梅田食道街」で営業しており、訪日外国人客(インバウンド)などに人気。「ミシュランガイド京都・大阪2018」で、コストパフォーマンスに優れた「ビブグルマン」として掲載された。
関係者によると、調査を受けたのは大阪府守口市の「芭食サービス」と「翠松フードサービス」「新紀」の3社。レジの記録の一部を消去する手口で、売り上げを少なく見せかけ、法人税と消費税の支払いを免れていたとみられる。従業員の給与にかかる源泉所得税の一部についても、納付していなかったという。
運営会社側は「調査を受けたのは事実」と話したが、「責任者がいないので詳しい内容は答えられない」としている。【高橋昌紀】