自殺未遂3回の少年転落死、埼玉 いじめ被害で調査中

埼玉県川口市立中に在籍中、いじめ被害を訴えていた小松田辰乃輔さん(15)が、8日未明に市内のマンションから転落して死亡していたことが9日、関係者などへの取材で分かった。小松田さんは過去に自殺未遂を3回繰り返し、市教育委員会の第三者委員会がいじめについて調査中だった。今回、自殺した可能性があり、市教委が事実確認を進めている。
関係者によると、小松田さんのノートには「いじめた人を守って、ウソばかりつかせる」などと市教委を批判する言葉が書き残されていた。
小松田さんの母親(44)は関係者を通じて「徹底的に真相を究明してください」とのコメントを発表した。