五輪マラソンと競歩、大通公園を発着地でIOC承認…朝7時スタート

2020年東京五輪のマラソンと競歩について、大会組織委員会は4日、スイス・ローザンヌで開かれている国際オリンピック委員会(IOC)理事会に、札幌市中心部の大通公園を発着地とすることを提案し、承認された。
競技役員などの移動の負担を考慮し、20年8月6~9日の4日間に集中させて5種目を実施することも決まった。
マラソンは、女子が8日、男子が大会最終日の9日に行われる。スタート時間は東京での計画より1時間繰り下げ、いずれも午前7時となった。競歩は、男子20キロが6日午後4時半開始。同50キロと女子20キロは7日に実施し、スタートを午前5時30分と午後4時30分に振り分けた。
一方、組織委はIOCに対し、マラソンのコースについては継続協議になったと報告した。組織委と陸上の国際統括団体ワールドアスレチックス(世界陸連)は、北海道マラソンをベースにした約20キロのコースを設定し、レース前半部分として1周する点では合意した。組織委は、ほぼ同じルートの2周案を要望。警備や医療体制、スタッフ配置などのメリットを重視し、狭いエリアでの周回を推進している世界陸連は、札幌でも残りを「7キロコースで3周」とするよう促している。組織委は今月中旬までの決着を目指すとしている。
マラソンの観戦チケットは販売しないことも確認された。競歩は、札幌駅前通を南北に往復するコースでまとまった。
このほか、組織委はIOC理事会に暑さ対策として、トライアスロンと総合馬術のクロスカントリーの開始時間を30分~1時間、早めることも提案した。