豊後二見ケ浦として知られる大分県佐伯市上浦浅海井の夫婦岩(めおといわ)で8日、しめ縄が掛け替えられた。毎年暮れの恒例行事で、今年で51回目。
しめ縄作りは夫婦岩に近い市立東雲中で同日午前8時から始まった。地元住民や東雲中の生徒、旧上浦町が姉妹都市提携していた旧直入郡荻町(現在の竹田市)の人々、日本文理大付属高の生徒ら約600人が参加した。
縄に使ったのは、荻町で栽培されたもち米の稲わら約2トン。太い針金を軸にした長さ約65メートルの縄3本が作られた後、人々の願いが書かれた願い札とともに太さ最大80センチのしめ縄により合わされた。これを参加者が担いで移動、雌岩から約60メートル離れた雄岩までかけられたワイヤ伝いに約1時間かけて渡された。
会場では、しめ縄に稲わらを使ったもち米で餅つきもあり、大勢の人々が楽しんだ。夫婦岩は今月24日から来年1月4日まで午後6時から同10時半までライトアップされる。【衛藤親】