風速って、何メートルから「危険」なの?

[となりのテレ金ちゃん-テレビ金沢]2019年8月27日放送の「仰天コロンブス」のコーナーでは、能美市防災センターから中継していました。災害に対する備えを学ぶことができ、消防署も併設された頼れる施設です。
台風シーズンに突入し、ニュースなどで風の怖さに驚くことがありますよね。
けれど、「風速○○メートル」と言われてもあまり実感がありません。一体風速どれくらいからが危険なのでしょうか?
実際にニュースで読まれた「予想される最大瞬間風速は、加賀能登ともに陸上で30メートル、海上で35メートルです」という原稿をもとに考えてみます。
風速というのは秒速と同じで、これを時速に換算するとよくわかります。風速10メートルは、時速36キロ。ですので、風速30メートルは時速108キロになります。
実際に時速108キロで走る車を想像しただけでも、かなりの速さだということがわかります。
防災センターで風速20メートルの風を体験すると、息がしづらく髪や服がかなりはためきました。木の枝が飛んでくる恐れもあるそうです。
しかし、これ以下でも自転車が揺れたり、風の方向が急に変わったり、強くなったり弱くなったりすることがあるそうで、安全の確保が必要になるそうです。
台風シーズン、いろいろな備えをしておきたいものですね。
(ライター:りえ160)