立皇嗣の礼も前例踏襲 三つの儀式、今回も実施 政府式典委会合

政府は12日、首相官邸で皇位継承に関する式典委員会(委員長・安倍晋三首相)の第8回会合を開いた。秋篠宮さまが皇位継承順位1位の皇嗣となられることを国内外に宣言する来春の「立皇嗣の礼」について、天皇陛下が皇太子となられた平成当時の「立太子の礼」を基本的に踏襲することを確認した。首相は「平成度の立太子の礼をもとにしっかりと準備を進める」と語った。政府は立皇嗣の礼を来年4月19日に国事行為として実施すると既に決めている。
1991年2月の立太子の礼では、皇居で三つの儀式が行われた。皇太子となったことを内外に示す「立太子宣明の儀」、その後に天皇、皇后両陛下が初めて皇太子さまに会われた「朝見の儀」、駐日大使夫妻や各界代表らを招いた「宮中饗宴(きょうえん)の儀」で、パレードは実施しなかった。
会合では、平成の三つの儀式を今回も行うことが「適切」との意見が出た。政府は次回の式典委で、今回の意見を踏まえた概要案を正式決定する見込み。その後、式場などの細目や規模の詳細を慎重に検討する方針だ。【堀和彦】