「海を殺すな」辺野古土砂投入1年 反対の市民ら海上から抗議活動

米軍普天間飛行場(沖縄県宜野湾市)の県内移設計画で、政府が名護市辺野古沿岸部に土砂投入を始めてから1年となった14日、埋め立て工事現場周辺の海上では、辺野古移設に反対する市民らがカヌーや船から「土砂を入れるな」「美(ちゅ)ら海守れ」と抗議の声を上げた。
米軍キャンプ・シュワブ南側の海域で埋め立て工事が進んでおり、現場では土砂を積んだトラックが行き交う様子が見られた。一方、軟弱地盤が広がるシュワブ東側海域の工事はほぼ未着手となっている。
抗議する市民らは約30艇のカヌーで海に出て「土砂投入阻止 海を殺すな」などと書かれたプラカードを掲げ、埋め立て予定海域の沖合に設置されたフロート(浮き具)を挟んで警備にあたる海上保安庁の船と対峙(たいじ)。海上での集会では国会議員や市民らがマイクを持ち「土砂投入量は全体の1%にとどまっている。諦めることはない」などと呼びかけた。【遠藤孝康】