年末恒例の人形供養が14日、福岡市博多区博多駅前1の祥勝院(しょうしょういん)であり、約200人が持ち寄った人形など約2000体が供養された。同院は現在の博多人形と同じ製法で作られた江戸時代の地蔵尊像が発見された場所で、博多人形商工業協同組合の主催で1979年から毎年開き41回目。
本堂には祭壇前や廊下などに所狭しと人形が並べられ、僧侶たちの供養で「魂抜き」がされた後、組合の関係者や一般参加者が焼香。最後に一部の人形が燃やされた。子供に贈られた西洋人形を供養してもらった同市中央区の会社員女性(60)は「人形も古くなり子供も成人したので持ってきたが、申し訳ない気持ちがあった。せめて供養ができて良かった」と話した。【平塚雄太】