11日放送のテレビ朝日「羽鳥慎一モーニングショー」(月~金曜・前8時)では、安倍晋三首相(自民党総裁)が11日発足の改造内閣で、小泉進次郎衆院議員(38)=神奈川11区=を環境相で初入閣させる人事を内定したことを特集した。
入閣すれば戦後3番目、男性では史上最年少閣僚となる。小泉家は、戦前に逓信大臣を務めた進次郎氏の曽祖父・又次郎氏から4代続けての大臣誕生となった。進次郎氏は先月、フリーアナウンサーの滝川クリステル(41)と結婚した。年明けの第1子誕生後には育休取得を検討していると表明。入閣するかどうかが注目されていた。
スタジオには政治ジャーナリストの田崎史郎氏が出演。今回の入閣を「日曜日から月曜日にかけて急転直下決まったということです」と明かした上で自らの取材で「日曜日に総理のところにある情報が寄せられて進次郎さんは入閣を要請すれば受けるという話があって、それから月曜日の朝、菅官房長官が総理と協議の上で進次郎さんと会って入閣してみないかと、ポストは環境大臣だと。それに対して小泉さんは、二つ返事で受けた」とコメントした。
さらに「それを受けて菅さんが総理に報告して、もう1回菅さんは進次郎さんに電話してちょっと総理と変わるからといって、入閣して欲しいと、環境大臣だと言ってそこで素直に受けられた」と明かした。その上で「進次郎さんは総理が入閣要請してくるとは思わなかった。総理もそもそも入閣させるつもりはなかったんですけど、総理の心境の変化、その間には菅官房長官が介在していい形に決まったということです」と解説していた。