札幌市豊平区の「アパマンショップ平岸駅前店」で昨年12月に発生した爆発火災をめぐり、隣接するマンションの住人が16日、建物が損壊したなどとして、店舗を運営する「アパマンショップリーシング北海道」(同市)に慰謝料など計約5000万円を求める訴訟を札幌地裁に起こした。
訴状などによると、提訴したのは11世帯30人。事故で部屋の窓などが壊れ、板を張りながら生活を強いられたほか、煙による悪臭や改装工事の騒音で精神的苦痛を受けたと主張している。
提訴後、記者会見した原告らは「きょうで事故から1年。風化してほしくない」と訴えた。代理人弁護士は、事故後に会社側が行った賠償について「不誠実だ」と述べた。
事故は昨年12月16日夜に発生。棟続きの飲食店の客ら46人が重軽傷を負った。北海道警は今月2日、重過失傷害容疑などで平岸駅前店の男性元店長を書類送検した。
APAMAN(東京)は「この件に関し、一切コメントを差し控える」としている。