西之島「東西に広く」早くも地形の変化…衛星がとらえた!国土地理院

今月5日以来、活発な活動が続く小笠原諸島の西之島について、国土地理院は地球観測衛星だいち2号のレーダー観測装置がとらえた地形の変化を公開した!
噴火が起こる前の先月の写真と比較すると、東西の幅が拡大しているのがわかる。
噴火を再開した西之島に今月15日に3度目の観測を行った海上保安庁によると、火砕丘の北側山腹に新たな火口ができて、そこから噴き出した溶岩流が北西側の海岸に流れ込んでいるのを確認。
山頂の中央火口と、東側の火口でも噴火が続いていて、観測に同行した東京工業大学の専門家は「マグマの供給量が多いので、2017年4月から8月まで続いた活動を上回る可能性が高い」という見解を示している。
こうしたなか、国土地理院は1カ月前の11月17日に撮影した衛星画像と今月15日時点のものを比較。その結果、島の東と北西側で溶岩流によって地形が変化していることが確認できた。北西側の海岸に流れ落ちた溶岩によって、入り江のようになっていた部分が埋まり、上空から見ると円形に近くなっているのがわかる。
また地殻変動の観測では、北東と南東側で山体収縮とみられる衛星から遠ざかる変化も観測されているという。
気象庁は、噴火に伴って噴石が飛び散ったり、海水に流入した溶岩流による影響が及ぶおそれがあるとして、警戒範囲を山頂火口からおよそ2.5キロ範囲に拡大している。