京都府
向日
( むこう ) 市のアパートに女性の遺体を隠したとして死体遺棄罪に問われた市職員の
余根田
( よねだ ) 渉被告(30)の公判が19日、京都地裁であり、被告人質問が行われた。余根田被告は、担当する生活保護受給者の男の共犯として起訴されており、「『(男から遺棄に)協力できないなら口封じで殺さなあかん』と言われた」と述べ、恐怖心から手伝ったと説明した。
余根田被告はケースワーカーで橋本貴彦被告(56)(傷害致死罪などで起訴)を担当。起訴状では6月1~11日、アパートで橋本被告と同居していた女性(当時43歳)の遺体を橋本被告らと冷凍庫に入れるなどしたとされる。
余根田被告は被告人質問で、暴力団との関係をにおわせる橋本被告から日常的に脅されていたと説明。6月1日に遺棄への協力を求められ、「犯罪だとわかっていたが、裏切ったら殺されるとの恐怖心でいっぱいだった」と振り返った。
京都府警に逮捕された際の心境については「脅されることも殺されることもないと安心した」「正しい行動がとれていたらよかった」と語った。