欅坂は紅白であの「不協和音」披露へ 2017年にはメンバー3人が過呼吸に

NHKは20日、大みそかに放送する第70回紅白歌合戦で出場歌手が歌う曲目を発表した。そのうち、ネット上で最も話題になっているのが、欅坂46が「不協和音」を歌うことだ。ツイッターでも「これあるかなと思っていた」「鳥肌が立った」などのつぶやきがあふれている。
欅坂46が「不協和音」を紅白で歌うのは2度目。前回は2017年の第68回紅白歌合戦で歌った。平手友梨奈の「僕は嫌だ!」という叫びで有名な「不協和音」は、ファンの間でもグループ史上最高難度のダンスと言われる。あの激しいダンスを続けながら歌うのは、誰が見ても大変なのはわかる。それだけに時代に対する違和感を訴える少女たちの強い思いが伝わってくる人気曲だ。
この年、この難曲を2度歌った。通常の形で歌った後、特別企画として、欅坂46のファンであることを公言していた総合司会の内村光良が加わり、もう一度サビの部分を再現したのだ。レッスンしていた内村のダンスはメンバーともマッチし、会場は盛り上がったが、ここで事件は起こった。歌唱中にステージ上で後ろに倒れたり、最後のポーズで震えたりしている姿が放送され、ネット上で心配する声があふれたのだ。歌唱中にふらつき始めた平手に、隣の内村が「大丈夫?」と耳打ちし、平手がしっかりとうなずいたような映像が流れた。その年の紅白で最も感動的な場面だったという声もあった。容体が悪くなったのはメンバーの3人で、いずれも過呼吸。待機していた看護師が対応し、楽屋で回復したという。

実は今回の選曲を予告するような出来事が今年あった。9月に開かれた「欅坂46 夏の全国アリーナツアー2019 追加公演in東京ドーム」公演のアンコールで、「不協和音」を披露したのだ。平手がセンターを務め、この曲を歌うのは紅白での事件以来初めて。イントロが鳴り響いた瞬間、会場が揺れるほどの大歓声が巻き起こり、平手が「僕は嫌だ!」と絶叫すると、会場に地鳴りのような雄たけびが響き渡った。ファンもこの曲を待っていたのだ。
ファンの間では心配する声もあるものの、「攻撃的な欅坂好き」と心待ちにする声が多い。今年も総合司会で出演する内村はからむのか? どんな「不協和音」を見せてくれるのかファンならずとも楽しみだ。【佐々本浩材】