本堂内熱気に包まれ 福島・七日堂裸まいり

下帯姿の男衆が金属製の音響具「鰐口(わにぐち)」の打ち綱をよじ登る奇祭「七日堂裸まいり」が7日夜、福島県柳津町の福満虚空蔵尊円蔵寺であった。
同寺の宝物を奪おうとした只見川の竜神を、村人が騒いで追い払ったという伝説にちなんで、毎年正月7日に無病息災を祈って行われている伝統行事。
この日は午後8時半の鐘の音を合図に開始。113段の石段を駆け上った男衆らが本堂内に流れ込み、「ワッショイ、ワッショイ」と威勢のよい掛け声とともに次々と打ち綱に飛びついた。天井近くのはりまで登りきると、見物人から大きな拍手と歓声が上がり、本堂内は熱気に包まれた。【湯浅聖一】