全国有数のマダラの水揚げ量を誇る岩手県宮古市魚市場で26日、「冬の産直&真鱈(まだら)まつり」があった。今年で3回目となり、知名度が上がってきたためか、市内外からの大勢の人でにぎわった。
下閉伊地区の産直や水産加工業者が30店以上も出店した。実行委員会や宮古漁協女性部が提供するタラ汁は昼前に完売し、タラフライや天ぷらのコーナーにも列ができる盛況ぶりだった。
人気のタラ汁の早食い競争では、骨を取った身と汁を、胃袋に瞬く間に流し込む大人もいて、会場を沸かせた。子どもの部で優勝した釜石市立小佐野小3年の吉田聖(さとる)さんは「熱かったけど、タラは大好き」とご褒美にもらったマダラが入った箱をのぞき込んだ。
岸壁には宮古港を拠点にタラやキチジなどを漁獲する底引き網漁船が係留され、船内を公開して喜ばれた。【鬼山親芳】