規則違反の漁法でイセエビ”密漁” 大阪府警の警官2人、容疑で書類送検へ

イセエビを規則に反する方法で密漁したとして、和歌山県警御坊署が近く、大阪府警の男性警察官2人を県漁業調整規則(漁具漁法の制限及び禁止)違反の疑いで書類送検する方針を固めたことが、捜査関係者への取材で明らかになった。
捜査関係者によると、2人は2019年12月、大引漁港(同県由良町)で無許可でイセエビ2匹を突いたり、針で引っかけたりして採取した疑いが持たれている。2人は容疑を認め、「過去にも何度か釣った」などと話しているという。
同漁港のイセエビの漁業権は紀州日高漁協(同県御坊市)にあり、無許可採取は漁業法で禁止されている。また県漁業調整規則では突いたり、針で引っかけたりして取ることが禁止されている。
県警は2人が採取した数が少ないため、漁業権侵害を問うのが難しいとみて、同規則違反で立件する方針とみられる。
和歌山県内のイセエビの密漁を巡っては、田辺海上保安部が19年3月と10月、大阪狭山市消防本部の隊員計8人を漁業法違反(漁業権侵害)などの疑いで書類送検している。【木原真希】