兵庫県南あわじ市の観光施設「淡路ファームパーク・イングランドの丘」で飼育されていた国内最高齢のコアラの1匹「ひかり」(雌、23歳)が1日、同施設で死んだ。この日が誕生日で、人間なら110歳超だったという。
ひかりは2003年、県と姉妹提携を結ぶオーストラリア・西オーストラリア州から贈られた。筋力が衰え、1月31日夕方から食事をあまり食べなくなり、この日朝、出勤した飼育員が死んでいるのを確認した。同施設によると、監視カメラの映像では、日付が変わった1日午前0時1分頃に動きが止まっていたという。
同施設では、同じ日に別の母親から生まれた「みどり」(雌、23歳)が飼育されており、ひかりが死んだことで、みどりが単独で国内最高齢になった。