船内足止めの3700人「必要な期間、滞在していただく」…厚労相

新型コロナウイルスの感染者が乗船し、3日に横浜港に戻ったクルーズ船「ダイヤモンド・プリンセス」で5日朝、新たに10人の感染が明らかになり、病院に救急搬送された。残された約3700人は原則14日間、船内に足止めされることになり、異例の事態に乗客や帰りを待つ家族から不安や戸惑いの声が上がった。

加藤厚生労働相は5日午前、緊急記者会見を開き、乗客・乗員に対する検査や感染者の状況について説明した。多くの乗客に船内にとどまってもらう方針について、加藤厚労相は「必要な期間、滞在していただく。56の国・地域の方々が乗っていることを踏まえながら対応する」と述べた。
乗客の健康状態については「高齢者や基礎的な疾患がある方は重篤になる危険性がある。必要な準備を進めたい」と語り、「食事をする時には2~3メートル距離をとってもらうなど、感染を予防する行動を取ってほしい」と呼びかけた。