高知市で2015年8月、パトカーの追跡から自転車で逃走する際、歩道上で職務質問していた高知南署の男性巡査部長(当時25歳)にぶつかって死亡させたとして、巡査部長の遺族が当時高校生だった自転車の男性に対し、約1億1900万円の損害賠償を求めた訴訟の判決が高知地裁であった。西村修裁判長は約9400万円の支払いを命じた。判決は4日付。
訴訟で男性側は「巡査部長が突然前を横切った」としていたが、西村裁判長は判決で、自転車を時速44キロで走らせていたことを重視。「暴走と評価せざるを得ない重大な過失。巡査部長が停止させようとしたのは適法な職務行為の一環だ」として男性側の主張を退けた。