名古屋市中区の漫画喫茶で2018年5月、男性客を刺殺、駆け付けた警察官にも刃物を振るったとして殺人や殺人未遂などの罪に問われた本籍福島県、無職稲田府見洋被告(24)の控訴審判決で、名古屋高裁(鹿野伸二裁判長)は17日、懲役24年とした一審名古屋地裁判決を支持、弁護側の控訴を棄却した。
責任能力が争点で、完全責任能力を認定した昨年10月の一審判決を不服として、弁護側が控訴した。被告が当時、心神喪失状態だったとして事実誤認を主張、検察側は控訴棄却を求めている。
名古屋市中区の漫画喫茶で2018年5月、男性客を刺殺、駆け付けた警察官にも刃物を振るったとして殺人や殺人未遂などの罪に問われた本籍福島県、無職稲田府見洋被告(24)の控訴審判決で、名古屋高裁(鹿野伸二裁判長)は17日、懲役24年とした一審名古屋地裁判決を支持、弁護側の控訴を棄却した。
責任能力が争点で、完全責任能力を認定した昨年10月の一審判決を不服として、弁護側が控訴した。被告が当時、心神喪失状態だったとして事実誤認を主張、検察側は控訴棄却を求めている。