東京大宇宙線研究所などは25日、岐阜県飛騨市の神岡鉱山地下にある重力波観測装置「KAGRA(かぐら)」が調整運転を終え、観測を開始したと発表した。2015年のノーベル物理学賞受賞者で、同研究所の梶田隆章所長は「研究チーム一丸となった準備をしてきたが、ようやく観測を始めることができた。改めてこれまでのご支援に感謝します」とコメントした。
かぐらは米国の「LIGO(ライゴ)」、欧州の「Virgo(バーゴ)」に次ぐ観測装置で、重力波の共同観測を行う。昨年春にほぼ全ての機材の設置が完了し、感度を高めるための調整運転を続けていた。