豚の加工食品を不正に持ち込んだ疑いで台湾籍の女を逮捕 過去にも密輸

豚の加工食品を台湾から不正に持ち込んだなどとして、愛知県警は6日、台湾籍の50代の女を家畜伝染病予防法違反の疑いで逮捕した。捜査関係者への取材で判明した。アジアでアフリカ豚熱(ASF)の感染が拡大しており、訪日客などが肉類を持ち込まないように空港や港での水際対策が強化されている。
捜査関係者によると、女は2019年冬ごろ、豚やカモの血を使った加工食品約50キロを台湾から不正に中部空港などに密輸したという。女は過去にも密輸を繰り返しており、動物検疫所が複数回警告したにもかかわらず応じなかったため、県警に告発した。
豚やカモの血を使った加工食品は台湾の屋台などで多く売られており、女は台湾で安価に仕入れ、日本で4倍ほどの値段で販売していたとみられる。【高井瞳、井口慎太郎】