新型コロナウイルスへの感染が判明した後、「コロナをばらまく」などと言って飲食店を訪れていた愛知県蒲郡市の50歳代の男性が18日、同ウイルスによる肺炎により、入院先の医療機関で死亡した。
県の発表によると、男性には肝細胞がんの基礎疾患があった。5日の入院当初は無症状だったが、直後に重症化し、治療を受けていたという。
男性は4日夕に検査で陽性と判定され、保健所から自宅待機を求められたが、同日夜に市内の飲食店2軒に立ち寄っていた。その後、2軒目に訪れた店の女性従業員の感染が確認され、店側は県警に被害届を提出。県警は業務妨害容疑で捜査している。
同県内の死者は15人目で、名古屋市以外では初めて。男性の家族3人も感染が確認されており、いずれも同市内のスポーツジム利用者などによるクラスター(小規模な感染集団)に属している。