チューリップ80万本、無念の刈り取り…訪問者続出で苦渋の決断

千葉県佐倉市の「佐倉ふるさと広場」で、色とりどりに咲いていた約100種類80万本のチューリップの花が刈り取られた。新型コロナウイルスの感染拡大を防ぐ対策だが、見頃を迎えるこの時期に、さみしい光景が広がっている。
今月7日の緊急事態宣言を受け、佐倉市は恒例の「佐倉チューリップフェスタ」を1週間で中止とし、駐車場も閉鎖した。だが、広場の出入りが自由で、同宣言の発令後、初の週末などには訪れる人が続出。密集、密接を防ぐ必要があるとして、市は苦渋の決断をし、14、15日に全ての花を刈り取った。
花の一部は、佐倉市内の保育園に寄贈した。同市観光協会は「無念だが、今は一日も早く感染拡大を収束させなければならない。みんなで一緒に花を楽しめる日が早く来てほしい」と話している。