長崎のクルーズ船で34人陽性 県はクラスター発生と判断 1月から工場に停泊中

長崎県は22日、長崎市の三菱重工業長崎造船所香焼(こうやぎ)工場に停泊中の大型クルーズ船「コスタ・アトランチカ」(イタリア船籍、8万6000トン)で、乗員34人の新型コロナウイルス感染が判明したと発表した。船内では20日に外国籍の乗員1人の陽性が確認され、57人に濃厚接触の可能性があるとして長崎大学病院でPCR検査を実施していた。県はクラスター(感染者集団)が発生したと判断。中村法道知事は22日、自衛隊に災害派遣要請をする方針を明らかにした。
クルーズ船は修繕のため1月下旬から香焼工場に停泊していた。乗客はおらず乗員623人のうち、通訳1人以外は外国籍。3月13日に県内初の感染者が確認されたことを受け、県はクルーズ船に対し同14日から下船しないよう要請していたが、その後も下船者がいたという。【田中韻】