入院の病床、菅官房長官「確実に進展し3万床確保の見込み」

菅官房長官は11日の記者会見で、新型コロナウイルスに感染した入院患者を受け入れ可能な全国の病床について、「医療機関との調整のうえ、約3万床を確保する見込みが立った」と述べ、一時切迫していた医療提供体制は改善の方向にあるとの認識を示した。
厚生労働省によると、4月28日現在の入院患者は約5600人であるのに対し、確保済みの病床は約1万4000床。菅氏はこれに加え、都道府県から確保できる見通しの病床数が報告されていることを明らかにし、「病床の確保は確実に進展している」と強調した。