鳥取県の平井伸治知事は、新型コロナウイルスの感染状況を伝える東京都のインターネット配信番組に出演し、東京都の小池百合子知事と対談した。県内の事業者などが開発した紙製フェースシールド1万個を東京都に寄贈したことから実現。小池知事は「医療現場で感謝されると思う」と謝意を示した。
動画は、都内の新型コロナウイルスの感染者数などの状況を発信するため毎日配信されている。平井知事は遠隔テレビ会議システムで出演し、寄贈を仲介したフェースシールドを小池知事とともに試着した。
平井知事は、東京都の医療機関から安価に使い捨てできるフェースシールドを求める声を受け、鳥取大と県内の事業者が共同で開発したことを紹介。「ぜひ有効に活用していただきたい」と述べた。これに対し小池知事は「受付や理美容などにも広く使える」と絶賛し、「東京都と全国各地の連携について、好例を示していただいた」と感謝の意を示した。