新型コロナウイルスの緊急事態宣言に伴う時短営業で閉店時間を繰り上げた飲食店に侵入し現金などを盗んだとして、大阪府警捜査3課は15日までに、建造物侵入と窃盗の疑いで、大阪市西成区天下茶屋東の無職岩元勝彦容疑者(66)を逮捕した。「コロナウイルス関係で飲食店の経営が苦しいことは知っていたが、お金が欲しかった」と容疑を認めているという。
逮捕容疑は4月24日午前0時20分ごろ、大阪市淀川区にある飲食店にガラス戸を割って侵入し、現金約2万円が入った手提げ金庫などを盗んだ疑い。
同課によると、この店舗は通常午前0時までの営業だが、時短営業で午後8時に閉店。店員も午後9時半には帰宅したという。店の外に設置された防犯カメラの映像などから同容疑者を特定した。
[時事通信社]