茨城空港(茨城県小美玉市)の愛称を検討する有識者会議は、海外向け愛称の最終候補案に「Tokyo Ibaraki International Airport」を選定した。国内向け愛称は「茨城空港」で変わらない。有識者会議は近く案を県に答申し、6月上旬にも大井川和彦知事が正式に決定する。
有識者会議は28日に非公開で開かれ、茨城が首都・東京に近いことを海外客に印象づけるため「Tokyo」や「Metropolitan」といった名称が使われた六つの候補案から選ばれた。
県によると、最終候補案の選定理由は海外の利用者を増やすため、「Tokyo」を冠することで東京への近接性をアピールでき、「International」は国際線が就航していることを海外に示せるとした。9人の委員が全員賛成した。
有識者会議は3月に六つの案を公表し、4月下旬から1カ月間、意見公募(パブリックコメント)を実施。60人から意見が寄せられたが、「東京に非常に近接していると誤解を与える」「東京の名前を冠するのはいかがなものか」といった否定的な意見が多かったという。【鳥井真平】