ドライブスルーお祭り屋台 焼きそば、肉巻き、リンゴ飴… 佐賀・唐津で7月まで

佐賀県唐津市鏡の市松浦川運動広場で30日、県移動商業協同組合主催の「お祭り屋台ドライブスルー唐津」が始まった。新型コロナウイルスの影響で祭りやイベントの中止が相次ぎ、出店できず窮地に立たされた組合員の露天商たちが市の許可を得て駐車場に会場を設営。乗車したままメニューを選んで屋台巡りの気分が楽しめるよう趣向を凝らした。
会場に焼きそばや肉巻き、リンゴ飴(あめ)などの屋台15台が約50メートルにわたって横一列に並ぶ。組合は平行して、市提供の黄色いコーンを使って車列コーナーと歩行コーナーを設置。いずれの来場者も入り口で渡されたメニュー表を手に遠目で品定め。出口の受け付けでメニュー表を渡して商品を受け取った。自転車に乗って、「かき氷が食べたい」と言う長女(7)を連れて来た笹山知志さん(37)は「雰囲気が楽しい」と喜んでいた。
「お祭りがなくなって寂しい思いの子供たちが並んでわくわくしてもらえたら」と野口進・組合理事(52)。23人の組合員は露天商が本業で、春の花見シーズンからほとんど仕事がないという。自身も7、8月に出店予定は入っておらず「無店舗型販売の露店は休業補償の対象外なので、生活のために自分たちでできることを」と企画した。
お祭り屋台は7月26日までの毎週土日曜の午前10時~午後7時に開催。期間中2回の祝日も開く方針。【峰下喜之】