4月入学式の代わり「祝う会」も中止 「期待していたのに…」 北九州の小学校

北九州市内の小学校では30日、入学式がなくなった1年生に入学した思いを持ってもらおうと「入学を祝う会」が開かれる予定だったが、北九州市で新型コロナウイルスの感染確認が急増したため中止された。
154人が入学した小倉北区の西小倉小(高城直子校長、841人)では、感染対策として時間を分け、クラスごとに体育館で開催する予定だった。この日は1年生の希望者のみ来校し、保護者とともに教室内で記念撮影をしたり、体育館で6年生によるお祝いの言葉をまとめたビデオを視聴したりした。
校門に設置された入学式用の看板の前で長女詩美(ことみ)さん(6)と記念撮影した小倉北区の会社員、甲斐瞳さん(41)は祝う会を楽しみにしていたという。感染確認急増を受け、学校では午前中のみの授業が継続され、給食も中止になったことに「ようやく学校になじめると期待していたのに残念。学習面も心配だ」と話し、終息が見えない現状に表情を曇らせた。【松田栄二郎】