河野防衛相は２日、東京都心上空を飛行した航空自衛隊の曲技飛行隊「ブルーインパルス」について、他の都市での飛行も検討する考えを明らかにした。全国から要望が寄せられているとし、記者会見で「前向きに考えたい」と述べた。
飛行は５月２９日に、新型コロナウイルス感染者の治療にあたる医療従事者らに感謝と敬意を表すために行われた。河野氏は「米国などで空軍機がやっていたので、航空自衛隊に検討を求めた」と語った。１日付の自身のブログで関連経費が約３６０万円だったことも明らかにした。