吉村洋文知事が東京アラートに「大阪も想定しないといけない」と警戒

大阪府の吉村洋文知事(44)が3日、大阪府庁で定例会見を行い、東京で「東京アラート」が発令されたことを受け「首都東京では人との接触も多い。第2の経済都市の大阪も想定しないといけない。東京はかじ取りも難しいと思うが、小池都知事のもと、ウイルスを抑えてほしい」と話した。その上で、夜の繁華街での営業について「ガイドラインは大阪独自のものを作り業界にお願いした。クラスターが発生しないようにご理解をいただいて、経済を回していく。リスクはあるが、ガイドラインを守らないと最後は自分たちの業界に跳ね返ってくると思って協力して欲しい」と改めてお願いした。
今後の課題として夏場の熱中症対策をあげ「エアコンの設定温度を28度基準としてきたが、人の命にはかえられない。今年は温度にとらわれず、熱中症対策と換気を行っていただきたい。役所も進めていく」とした。また、職場でのマスク着用についても「ずっとマスク着用は難しい。どんなシーンで広がるか分かっていると思うので、人と接する時など必要なシーンでつけてもらいたい。水分補給もこまめにしていただきたい」と話した。