桜井よしこ氏、「持続化給付金」の再委託問題で報道に苦言…「スキャンダルな情報ではと国民が受け止めている…日本の努力に対する正当な評価を損ねる」

ジャーナリストの桜井よしこ氏が7日放送のフジテレビ系「日曜報道 THE PRIME」(日曜・前7時半)に生出演した。
番組では、新型コロナウイルスの影響で売り上げが半減した中小企業などに最大二百万円を給付する政府の持続化給付金を巡り、経済産業省が大手広告会社の電通や人材派遣会社のパソナが設立した一般社団法人「サービスデザイン推進協議会」に業務委託している問題を報じた。経産省から約769億円で委託された同協議会は、約749億円で電通へ再委託している。
今回の再委託に桜井氏は「この20年間ぐらい振り返ってみますと、行政能力がすごく落ちているわけですね。なぜかというと、公務員の数がどんどん減らされている事がひとつの大きな原因だと思っているんですけど。小泉政権の時以来、民主党の時もこのような何かするとき、民間に委託しているケースがほとんどなわけです。だから民間に委託することは正しい方向だと思いますし、それ以外の道は今の日本にはないわけです」と指摘した。
その上で再委託問題の報道で「何かとってもスキャンダルな、一生懸命やっているにもかかわらずスキャンダルな情報なんではないかと国民が受け止めている事は、コロナウイルスに対して日本の立ち直ろうとしている努力に対する正当な評価を損ねると思って、ちょっと残念だと思っています」と指摘した。
一方で「ただ行政能力が落ちているのは確かだし、それを補うのが民間の力であるという構図は基本的に変わらないわけですから、ここを分かりやすく国民が聞いて納得いく形の情報発信が大事だと思っています」と提言していた。