東京・港区、困窮者をホテルから「追い出し」 都の支援延長通知を確認せず

新型コロナウイルスの影響でインターネットカフェに寝泊まりできなくなった人らが、東京都の支援策で利用していたホテルから退出させられた問題で、港区は12日、利用者1人を誤って支援の対象から外したと発表した。新宿区に続き2例目。
港区によると、利用者は延泊を望んでいたが、8日朝のチェックアウトで支援を打ち切った。この時点でホテルに滞在できる期間は「14日の宿泊まで」に延長されていたが、区は都からの通知を確認していなかった。
新宿区の報道を見た利用者からの訴えで発覚した。区は利用者が支払った宿泊費を返還し、利用延長の手続きをした。武井雅昭区長は「多大なご負担をおかけした」と陳謝するコメントを出した。【井川諒太郎】