5年以上にわたり、警察や検察とわいせつ性を争ってきた五十嵐恵被告(48)=ペンネーム・ろくでなし子=は、最高裁が上告を棄却した16日、「古くさい価値観から抜け出せず、時代錯誤」とあきれた表情を浮かべつつ、さらなる創作活動に意欲を見せた。
午後3時10分すぎに最高裁の建物から出てきた被告は、支援者や報道関係者ら約20人の前で「不当判決」と書かれた紙を掲げ、「女性器はわいせつなイメージという古くさい固定観念にとらわれた非常に残念なもの」と低い声で主張。その後は支援者らと記念撮影に応じるなどし、笑顔も見せた。
東京都内で開いた記者会見では、判決を出した最高裁の裁判官について、「全員高齢男性で、芸術とか現代アートを分かっていない」と批判。「『女性器イコールわいせつ』という思い込みがある。アートで『なぜ』と問い掛けた」などと語った。
[時事通信社]