成人式やっぱりやります! 横浜市が方針転換、開催希望の声多く

横浜市の林文子市長は15日の定例記者会見で、2021年1月の成人式について、新型コロナウイルスの感染防止でオンライン開催としていた方針を転換し、会場に新成人を集めて式典を行うよう、市教委に要請したと明らかにした。オンライン開催を6日に発表したばかりだったが、「開催してほしい」という新成人らの声が市に多数寄せられた。
林氏は会見で、「一生に一度のことで、やるべきだという判断に至った」と説明。中止の発表から9日での方針転換に「もっと慎重に皆さんのお気持ちを考えるべきだった」と釈明した。
横浜市は例年、成人式を横浜アリーナ(港北区)で開催している。21年1月の成人式について、市は新型コロナが終息しておらず、多くの人が集まることで感染拡大を起こす可能性が否定できないとして、オンラインでの開催を決めていた。
6日にオンライン開催が発表されると、市に新成人や保護者らから開催してほしいとの声が約150件寄せられた。中には会場、回数を増やすなど開催方法を提案する声もあったといい、林氏が式典を行う方式に戻すことを決めた。
市は今後、横浜アリーナ以外にパシフィコ横浜ノース(西区)など他の会場に分散させることや、2日に分けて開催することなどを検討する。7月中の発表を目指す。【中村紬葵】