札幌市中央区のススキノのキャバクラ店で新型コロナウイルスのクラスター(感染集団)が発生したことを受け、北海道の鈴木知事と秋元克広・札幌市長が16日、道庁で会談し、道と市の合同対策チームを発足させることで合意した。ススキノに臨時のPCR検査センターを来週中頃に設置することも決めた。
感染拡大 合同対策チームも
クラスターが発生したキャバクラ店では、従業員と客計12人の感染が確認されている。感染が広がったとみられる13日までの約2週間に訪れた客は、1日あたり30~40人に上るという。
会談で、秋元市長は「感染拡大を防ぐために早急な対応が必要」として合同対策チーム設立の必要性を強調。これを受けて鈴木知事は「全面的に協力していきたい。攻めのPCR検査をはじめ、様々な対策を講じる必要がある」と応じた。
会談の後、秋元市長は市役所で記者会見を開き、このキャバクラ店は、市とすすきの観光協会が策定した感染対策のガイドライン(指針)に沿った対応が十分に取られていなかったことを明らかにした。
秋元市長は、「対策をしている店にはステッカーが貼られている」とし、ガイドラインに沿った感染対策の徹底をススキノの飲食店に呼びかけていくとした。