水稲の害虫、大量発生の可能性も 佐賀県が注意報

佐賀県農業技術防除センターは、水稲の害虫であるトビイロウンカとコブノメイガが平年より多く発生する可能性があるとして、病害虫発生予察注意報を出した。
トビイロウンカは稲の株元から水分や養分を吸い稲を枯れさせる害虫で、コブノメイガは幼虫が稲の葉を食べ収量が下がる。
県内で6月1日~7月19日まで捕獲したトビイロウンカは2011~19年が0~49頭だったのに対し、今年は5800頭と過去10年で最も多かった。コブノメイガによる食害株率は、同15~20日に県内の48ほ場で実施した調査では平年の0・8%を大きく上回る10・3%となった。
センターは「注意報を目安にして田んぼを観察してもらい、必要に応じて薬剤散布するなど効率的な対策を講じてもらいたい」としている。【池田美欧】