野党「GoTo」中止を主張

立憲民主党など野党は5日、政府の観光需要喚起策「Go To トラベル」キャンペーンに関するヒアリングを国会内で開いた。出席者からは新型コロナウイルスの全国的な感染拡大を踏まえ、「即刻やめていただきたい」などと、中止や規模縮小を求める声が上がった。
立憲の川内博史氏は「これだけ感染拡大しているときに『旅行しなさい』なんてやってる政府が悪い」と批判。野党共同会派の山井和則氏は沖縄や大都市圏での感染者急増に触れ、「状況が変わったのに東京だけ除外で良いのか」と疑問を呈し、除外対象地域の拡大を迫った。
観光庁は野党議員の質問に対し、沖縄旅行後にコロナ陽性が判明した福井県の男性6人が泊まったホテルが、キャンペーンの対象になっていたことを明らかにした。
[時事通信社]