福島県郡山市の飲食チェーン「しゃぶしゃぶ温野菜郡山新さくら通り店」が爆発して20人が死傷した事故で、現場のプロパンガスの配管に爆発事故前から損傷が生じていたとみられることが、捜査関係者への取材でわかった。県警は損傷部分からガスが漏れて店内に充満し、爆発につながったとみて捜査している。
事故は7月30日午前8時55分頃発生。同店は新型コロナウイルスの影響で4月24日から休業中で、改装工事の現場責任者の会社員古川寛さん(50)(仙台市太白区)が爆発に巻き込まれて死亡、周辺にいた19人が重軽傷を負った。
県警は業務上過失致死傷容疑で現場検証し、屋外にあったプロパンガスのボンベから延びる配管の状況などを確認。捜査関係者によると、店内にあった配管部分で、爆発前からあったとみられる損傷が見つかった。
現場からはプロパンガスの使用量を記録するメーターも見つかり、休業中にもかかわらず、6月末の検針以降にガスが消費されていたことが、関係者への取材で分かった。爆発前のガス漏れが記録されていたとみられる。