尾木直樹氏、日大ラグビー部の暴行問題に「スポーツマンシップが問われる時代に非常に学校の文化は遅れている」

6日放送のフジテレビ系「とくダネ!」(月~金曜・前8時)で、日本大ラグビー部の元ヘッドコーチの40代男性が部員に暴行を繰り返していた問題を報じた。
5日、日大は平山聡司部長名の声明をホームページに掲載し「お騒がせしたことを心よりおわびする。適切に対応しているが事態を重く受け止め、再発防止に全力で取り組む」と、謝罪とともに改善に努める姿勢を示した。
声明では、頭につまようじを刺すなどの暴行や飲酒の強要を受けたと部員から申し出があり、調査した結果「(元ヘッドコーチの男性は)退任に値すると部長、監督で判断した」としている。一方、部関係者によると、ことし3月に男性が「一身上の都合」で辞任を申し出て受け入れたという。
番組では、昨年11月に元ヘッドーコーチの男性に頭に7本のつま楊枝を刺された部員の写真を紹介した。コメンテーターで教育評論家の尾木直樹氏は今回の問題に「スポーツマンシップが問われる時代に非常に学校の文化は遅れているというか閉鎖的というか村社会というか大学こそ、スキッとして欲しいと思います」と指摘していた。