熱中症で31人救急搬送、今年最高の37度超えの京都と滋賀 今後2週間程度は猛暑に警戒

真夏の日差しとなった10日、京都市中京区で今年最高の37・2度を観測するなど、京滋各地で今年一番の暑さとなり、京都府と滋賀県で計31人が熱中症とみられる症状で救急搬送された。大阪管区気象台によると、今後2週間程度は猛烈な暑さが続くとみられ、熱中症に厳重な警戒が必要になっている。
最高気温は京田辺市37・4度、舞鶴市36・4度、福知山市36・3度、南丹市園部町35・5度、京丹後市間人35・2度などで、いずれも今年最高。間人は今年初めて猛暑日となった。また、大津市で観測史上2位の37・6度を記録した。
熱中症の疑いで京都は20人、滋賀は11人が救急搬送された。
大阪管区気象台の説明では、九州に接近した台風の影響などで南から暖気が流入し、強い日射で気温が上がったという。